
日本航空機製造(にほんこうくうきせいぞう 英語名:Nihon Aircraft Manufacturing Corporation)は、日本の航空機メーカーである。略称は日航製または英語名称の略であるNAMC。戦後初の国産旅客機YS-11を製造した。
歴史
戦後の航空産業
かつて航空機大国だった日本は、1945年(昭和20)に大東亜戦争(太平洋戦争)に敗北すると、GHQ/SCAPによって航空機の製造を全面禁止された。戦前の航空機資料は全て没収され、機体は一部がアメリカ軍をはじめとする連合軍に接収されたほかは、すべて破壊された。
GHQの方針としては、日本の重工業をすべて再起不能にした後に、農業小国にしてアメリカに経済依存させ続けようというものだったが、1950年(昭和25)に朝鮮戦争が勃発し、1952年(昭和27)に日本国との平和条約(サンフランシスコ講和条約)で日本が独立すると、一転して、航空機製造の禁止を一部解除、三菱重工業(当時「新三菱重工」)など旧航空メーカーに、戦闘機など軍用航空機の点検・修理や、部品のノックダウン生産やライセンス生産を行わせた。
1953年(昭和28)に休戦となるとそれもなくなったが、代わりに保安隊(後の自衛隊)で使用する航空機のためにライセンス生産をするようになり、にわかに航空機産業復興の兆しが見え始めた。